ストレッチ

いくら頑張っても

日頃から運動習慣の大切さを話していますが、

こればかりは、いくら言っても運動をやらない人はやらないし、逆に健康のために運動を頑張ってやりすぎる人も一定数います。

適度な運動量というのは個人差があるので難しいところですが、意外と少ない印象です。

男性の方に多いですが(私もそうですが)「衰えていくのが耐えられない…」という理由で運動を続けていることがあります。

人間はなぜ努力をするのか?というと、成長を期待しているからです。それが成長するどころか衰えていくのはちょっと受け入れがたい話です。

ルーク
せめて成長はしなくても、衰えるのだけは食い止めたい!

と、必死に激しい運動に取り組む方もいるわけです。皆さんの周りにもいませんか?「何目指してやってるの?」という人。こういう理由があるのでそっと応援してあげてください笑。

個人的には好感が持てます。努力もしないでいい結果だけを求める人も少なくない中で、黙々と努力を積み重ねる姿は尊敬できます。

ただ、若いときとは身体も違えば目的も違うはず。学生時代なら大会に出場して上位を目指すのが目的かもしれませんが、ある程度の年齢を超えると”健康維持”や”体力維持”に加えて”ストレス発散”なども運動する目的に含まれてきます。

若いときの気持ちでやり過ぎて健康どころか怪我のリスクも高くなります。実際やりすぎて腰や膝を痛めた人もいますし、不注意で怪我をしてバーベル持てなくなるケースもあります(私ですが…笑)

体力とは

体力は、文部科学省の定義によると

「運動をするための体力(行動体力)」と「健康に生活するための体力(防衛体力)」があり

 体力測定で評価する瞬発力や調整力、持久力が行動体力にあたります

一方、感染症などに対する抵抗力(免疫力)などが防衛体力にあたります

数年前にコロナウイルスが流行ったさいにスポーツ選手の感染ニュースが多かったでしょう?スポーツ選手は行動体力にエネルギーを全フリしているので防衛体力が弱くなっています

だから運動すればするほど健康から遠ざかっていることも頭の中に入れておかなければいけません。競技能力は高くなりますけどね。長寿の人にスポーツマンってあんまりいないくて、意外とラジオ体操とウォーキングぐらいしかやってないことが多いです。

目的に合った努力が大切です。なんでも闇雲に頑張ればいいってもんじゃないですからね。

どんなに頑張ってもあと100年は生きられないし、人間は死ぬときは死にます。それを踏まえて最適解を求めていきたいな、と感じています。

 

  • この記事を書いた人

井上洋人

福岡県久留米市で唯一の”腰痛、坐骨神経痛、頭痛、姿勢改善”専門院エーパシの井上洋人 痛みの根本原因を探し出し結果をだす整体師

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