6月に入り、徐々に暑くなってきましたが、なんとなく夜はまだ涼しい感じがしますね。
夏場になると薄着になるので、体型やダイエットに関する相談が多いのですが、その中でも人気なのが
と、相談というか叫びにも近い訴えを耳にしています。
お尻が下がってくるとメリハリの効かない体型になってしまいます。（美容面）
更に、お尻の筋肉たちが低下していくと、骨盤底筋群の低下につながり、尿漏れや便秘にも繋がってきます。（健康面）
この殿筋の低下について最大の原因は「座り過ぎ」なのですが、それは今日は置いといて…、「足指が正しく使えていないと殿筋が低下していく」というお話です。
足指は身体の一番下で体重を支える仕事をしています。
ただ、足指が使えていないと足のアーチが崩れやすくなり、姿勢が崩れやすくなります。すると猫背に近くなり骨盤が後傾するのでお尻の位置が下がります。
そして姿勢が悪いと歩幅が狭くなり、ペタペタとペンギンのように歩くことが増えてきます。このペタペタ歩きだと殿筋を使うことが難しいので、どんどん筋力が低下していくんですね
ちなみに猫背のままだと階段で足を上げにくくなります。それより上体を起こした方が足を上げやすくなります。階段が近くにある場合はお試しください。猫背は脚が上げにくいというのが分かると思います。
これを改善するためには足指を使って歩幅を広くし、指で地面を蹴りながらお尻を使って歩くことです。
いつも歩き方を質問された際には
とお伝えししているのは、上記の理由も含めてです。なかなか実践しにくいな…という方は猫背になっていたり、他の関節が硬くて動きが悪かったりする可能性があるので、ご相談くださいね。
習慣は最初の努力が大変ですが、慣れれば毎日の歯磨きみたいなものなので、三日坊主で諦めてもいいので、また始めるのも悪くないですよ。
