先日、色んなパターンでギックリ腰は発生しますよ。とブログに書いたところ、

というお話を聞きました。それ以来、くしゃみをする際には気をつけているそうです。腰を痛めたことがある人なら”あるある”かもしれませんね。
くしゃみには鼻腔内の体温が著しく下がったとき、体を振動させて体温を上げるためにするくしゃみと鼻腔内の埃、異物を体外に排出するための噴出機能としてのクシャミがあります。あとは噂されたときですか…?笑
くしゃみは不随意運動で自らの意志ではコントロールできないのはご存じでしょうが、その風速は時速320kmと言われており呼吸筋は激しい運動を強いられています。
腰痛の際は上の図の筋肉が関連していることがほとんどですが、大腰筋は胸椎12番から肋骨12番、腰方形筋も肋骨12番に付着しています。同じ場所に呼吸筋の横隔膜や肋間筋が付着しており、クシャミによる激しい衝撃は大腰筋や腰方形筋にも伝わります。
普段だったらこれらの激しい衝撃が伝わっても、大腰筋や腰方形筋に柔軟性があるときだったら吸収してくれるんですが、腰痛のときは腰回りの筋肉も冷えていることが多く、運悪く柔軟性を失っているときのクシャミをすれば、とんでもないことになる場合もあるということです。
午前中や寝起きなどは腰回りの筋肉も固まっていることが多いので、四股を踏むようなストレッチなどで血流上げておくのがおすすめです。