こんにちは。
昨日のブログを読んでいただいた方から今回のタイトルのメッセージを頂きました。ひょっとしたら他にもいらっしゃるかも?と思って”横向きで寝ると腕がしびれる”について書いていこうと思います。
昨日のブログはコチラ↓
横向きで寝ると腕がしびれるときに考えられる病気
横向きで寝るときに病院へ行くと以下の診断をされることが多いです。
- 頸椎椎間板ヘルニア
- 胸郭出口症候群
- 頸椎症
もちろんこれだけじゃないんですけどね。手根管症候群とかもあります。
1・3の症状は頸椎の横から出ている神経を圧迫することで症状が出ます。胸郭出口症候群は首の根本や鎖骨の内側にある神経や血管を圧迫されることで症状が出ます。
レントゲンを撮っても異常はない
病院へ行ってレントゲンを撮ってもヘルニアじゃないケースもあります。また、ヘルニアだったとしても痛みの原因がヘルニアじゃないこともあります。
実際に画像ではヘルニアになっていても痛みはない人ってたくさんいます。
それに年齢を重ねると椎間板の水分って抜けていきます。歳をとると身長が縮むのはその影響も大きいです。
痛みが無くても椎間板に問題がある人は多いんですよね。痛みがないだけで。
じゃあ、なんでしびれが出たりするんだろう?
筋膜が原因のこともあるよ
実は神経も筋膜で覆われています。
筋膜が硬いと筋肉に影響も出ますけど、神経の問題も起こりやすくなります。若いときの怪我や病気で筋膜が硬くなったままのケースが今になってしびれを誘発していることもあります。
もしくはスポーツで身体を使いすぎているケースですね。
腕のしびれで影響が出やすいところの筋膜は「胸」や「腕」のことが多いです。
胸の場合は大胸筋、腕は親指の付け根や前腕部分の筋膜をほぐすことが有効です。筋膜を緩めるって難しそうですが、簡単に説明すると自分でやるマッサージみたいなものです。擦るようにほぐすことがポイントです。
大胸筋の筋膜マッサージ
以下のポイントをほぐしましょう。
- 鎖骨の下
- 腕に近い外側
- 大胸筋の下の方
3~4本の指で擦るようにマッサージしましょう。筋膜が硬い人は痛みも出ます。あまりに痛い場合は自己流で無理にやることはやめましょう。
腕の筋膜マッサージ
親指の付け根を反対側の手でつまんでぐりぐりほぐします。
前腕の内側を手首から肘まで三等分した肘側をほぐす。
自分でやっても効果が分からない場合は…
今回の方法で症状が軽くなる人もいれば、あまり変わらない人もいると思います。
あまり変わらない人は他の箇所が原因かもしれませんのでプロに任せるのもアリでしょう。